<経営>とは 誓願の縦糸に 創意工夫の 横糸を重ねながら 美しく丈夫な布を 永く織り続ける 営みである。

リーダーよ、AI時代だからこそ、
人間を学べ

「技」が進むほど、「願」が問われる。

一般社団法人 経営曼荼羅
代表理事 大愚元勝

大愚和尚からのメッセージを読む

経営を、もう一度
「何のために」から考える。

世界には、経営の「やり方」があふれています。
マーケティング。ファイナンス。人事。DX。M&A。AI。
かつてないほど多くの知識を、私たちは手にしました。
それでも、経営者は迷っています。
人が育たない。採用できない。利益が残らない。後継者がいない。会社に未来が見えない。AIをどう使えばよいか分からない。
なぜでしょうか。
私たちは「どうやるか」を学ぶことに熱心になるあまり、「何のためにやるのか」「どんな会社でありたいのか」「どんな経営者でありたいのか」という、もっと根本的な問いを置き去りにしてきたのかもしれません。
佛心経営マンダラは、ここから始まります。
やりようの前に、ありようを。

2600年の智慧から生まれた経営体系

世界には、巨大な企業がいくつもあります。しかし、巨大であることと、永続することは同じではありません。
世界で最も長く続いてきた組織の一つ——それが仏教教団です。お釈迦様から数えて2600年。国境も、民族も、時代の断絶も越えて、教えは受け継がれてきました。同じことを繰り返してきたわけではありません。最澄、空海、法然、親鸞、栄西、道元、日蓮、一遍——時代が変わるたびに革新者が現れ、変えてよい部分と、変えてはならない本質を見極めてきました。
継承と革新を、同時に行う。それが2600年続いてきた理由です。

そして日本には、もう一つの智慧があります。世界で200年以上続く企業5,586社のうち、実に56%にあたる3,146社が日本企業です(韓国銀行調査、2位ドイツは837社)。この数字が、日本企業に蓄積された経営の智慧の厚みを物語っています。
信用を守る。人を育てる。技を継ぐ。顧客との縁を大切にする。利益を次世代へ再投資する——短期の数字だけでは説明できない経営が、そこにあります。
佛心経営マンダラは、2600年続く仏教教団の智慧と、日本の永続企業に蓄積された経営の智慧。この二つを研究し、体系化したものです。

なぜ「マンダラ」なのか

経営は、一つの数字では語れません。
売上がよくても、人が育たなければ続かない。人がよくても、事業に価値がなければ続かない。利益が出ても、信用を失えば続かない。
経営とは、複数の要素が影響し合いながら成り立つ、ひとつの生命体です。だから、直線ではなく、マンダラとして捉える。
佛心経営マンダラは、組織を永続繁栄へ導く条件を、9つの要素として体系化しています。

「経営」という言葉の由来

経営という言葉自体が、仏教に由来します。
経営の「経」は、縦糸(たていと)を意味します。ブッダの言葉、師の言葉が散り散りにならないよう、一本の糸でまとめ上げたもの——それが経典の「経」です。
経典に記されているのは、時代が変わっても、場所が変わっても揺るがない原理原則、すなわち真理です。
会社経営における、その真理にあたるもの——それが経営理念です。仏教では、これを「誓願」と呼びます。

佛心経営マンダラとは、誓願という縦糸(たていと)に、
創意工夫という横糸(よこいと)を
重ねながら、
長くて丈夫な布を織り続ける営みです。

佛心経営マンダラ 9つの要素

中心にあるのは「誓願」。
そこから8つの要素が円環し、生まれた富が、再び誓願へ還っていきます。

誓願【SEIGAN】

すべての中心。「こんな未来を実現したい」という願いを描き、その実現を自らに誓う。利益より前に、存在理由を定める。誓願は、経営者と組織の「ありよう」の原点です。

事業【JIGYO】

商品やサービスは目的ではありません。誓願を社会へ届けるための手段です。本質を守りながら、時代とともに事業を革新する。

戒律【KAIRITSU】

安全、品質、時間、報告、教育、改善、感謝、協働。理念を掲げるだけでは、組織は変わりません。戒律とは人を縛る仕組みではなく、大切なものを守る仕組みです。

環境【KANKYO】

人を変えようとする前に、環境を見る。人的環境、作業環境、精神的環境。良い行動が自然に生まれ、人の力が伸びていく「場」を設計します。

善友【ZENYU】

人は、人によって磨かれます。採用、育成、右腕、後継者。そしてAI時代には、善友の概念を人間だけに限定しません。人間が蓄積してきた経験・判断・暗黙知をAIに学ばせ、人間の智慧を「代替」ではなく「増幅」する。AIもまた、使い方次第で新しい善友になり得ます。

広宣【KOSEN】

営業、マーケティング、広告、SNS、ブランディング。ただし広宣は、実物以上によく見せることではありません。盛ることと、伝えることは違う。本物を磨き、その価値を必要な人へ正しく届けます。

親縁【SHIN-EN】

顧客、取引先、金融機関、株主、地域、行政、社会。企業は単独では存在できません。「あの会社と長く付き合いたい」「あの会社を応援したい」——そう思われる関係そのものが、企業の財産です。

灯明【TOMYO】

「うちの会社なら、こうする」と社員が自然に判断できる。理念が行動となり、行動が習慣となり、習慣が文化となる。灯明とは、経営者が去った後にも残る、会社の灯です。

富産【FUSAN】

富とは、お金だけではありません。人材、技術、智慧、信用、顧客、ブランド、文化、データ、暗黙知——これらもすべて富です。「どこに投資すれば増えるか」より先に、「この富を、何のために使うのか」を決める。富産とは、富を増やす技術ではなく、富に使命を与える経営です。

誓願を中心に、9つの要素は螺旋を描く

佛心経営マンダラは、9項目のチェックリストではありません。
誓願から事業が生まれ、事業を守るために戒律が働き、戒律が機能する環境が整い、そこに善友が集まって人が育つ。生まれた価値は広宣によって届けられ、そこから親縁が生まれ、積み重なった信用が灯明という文化になる。そして、人・信用・智慧・利益という富産が生まれます。
そこで終わりではありません。生まれた富を、もう一度、誓願へ還す。
一周するたびに、人が育ち、信用が増し、文化が深まり、富が蓄積される。だから本質的には、円ではなく、永続繁栄へ向かう螺旋です。

迷ったときの「経営の鏡」

「売上が落ちた」——すぐに広告費を増やすのではなく、9つの要素に照らしてみる。事業の問題か。誓願が曖昧になったのか。親縁が弱くなったのか。
「社員が育たない」——本人の能力か、善友か、環境か。それとも、経営者自身の「ありよう」か。
9つの要素に経営を映し、どこが整い、どこが曇っているかを見る。そしてひとつずつ整えていく。これが佛心経営マンダラの実践です。

AI時代だからこそ、
「ありよう」が問われる

AIは、文章もデザインもプログラムも書きます。基盤AIは、これからさらに汎用化していくでしょう。だとすれば、「AIを持っている」こと自体は、競争優位ではなくなります。
優れた「やり方」は、AIによって瞬時に世界へ広がります。良いアイデアも、優れたマーケティングも、商品さえも、コピーされる時代。「やりよう」の賞味期限は、これから短くなる一方です。
残るのは、自社にしかない一次データ、長年磨いてきた現場、熟練者の判断、顧客との関係、組織文化、信用——簡単にはコピーできない「蓄積」です。
だから私たちは、こう問いかけます。

AIを勉強する前に、
AIが勉強したくなる会社をつくれているか。

ありようが、やりようを生む。やりようが、信用を生む。信用が、人と富を呼ぶ。人と富が、組織を永続させる。

日本発の経営思想を、世界へ

近代経営学の多くは、欧米で体系化されてきました。私たちは、そこから多くを学んできましたし、これからも学び続けます。
しかし、経営を考える智慧は、欧米だけにあるのでしょうか。
2600年続く仏教。世界一の長寿企業大国、日本。現場に蓄積された暗黙知。人と人との縁を重んじる経営。日本には、日本から世界へ提示できる経営思想があります。
いつか、東京だけでなく、ニューヨークで、ロンドンで、シンガポールで。そして世界のMBAで、「なぜ日本には長く続く企業が多いのか」「佛心経営マンダラの9つの要素は、企業の永続性にどう影響するのか」が研究される日を、私たちは見据えています。
そのために、思想を語るだけでなく、実践し、企業で検証し、事例とデータを蓄積し、世界へ公開していく。佛心経営マンダラは、完成した答えではなく、世界の経営者とともに実践し、育てていく経営体系です。

最後に

経営に迷ったら、9つの要素に照らしてみてください。
誓願はあるか。事業は誓願につながっているか。戒律は機能しているか。環境は人を育てているか。善友はいるか。価値は届いているか。親縁は深まっているか。灯明は受け継がれているか。富産は未来へ循環しているか。
そして最後に、もうひとつだけ。

私は、どんな経営者でありたいのか。

やりようの前に、ありようを。

佛心経営マンダラは、
その問いから始まる経営体系です。

生き方革命を、人々へ。
経営革命を、経営者へ。
本物革命を、企業へ。
経営革命を、日本から世界へ。

一般社団法人 経営曼荼羅
代表理事 大愚元勝

大愚元勝(たいぐ げんしょう)

佛心宗 大叢山 福厳寺 第31代住職/慈光グループ会長

駒澤大学、曹洞宗大本山総持寺を経て、愛知学院大学大学院文学修士を取得。僧侶、事業家、セラピスト、空手家と4つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。
トヨタ自動車、三菱UFJ銀行、ENEOSなど、企業・団体向けの講演やコンサルティング実績も多数。

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尚、やむなく当日欠席なさった方や、海外や遠方の方で会場へお越しいただくことが困難な方々にもご覧いただけるよう、2026年より、アーカイブ動画をご用意いたしています。

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大愚和尚が厳選した日本各地の「熱源」を直接訪ねる、2026年から始動した不定期開催の合宿型研修会です。
このプログラムは、経営者が自社や業界の常識という「檻」から抜け出し、「経営の熱狂」を取り戻すことを目的としています。

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同行二人(どうぎょうににん)とは、四国のお遍路で用いられる言葉です。
巡礼の際、お遍路の道を一人で歩くのは辛いもの。そんな時に弘法大師空海が常にそばにいて護ってくれているという意味の言葉です。
経営者は孤独です。会社や家族で起こっている深刻な問題について、相談する人がいないということが多々あります。
経営マンダラの同行二人とは、表面的に見える問題だけではなく、苦しんでいる経営者の心に寄り添いながら、机上の理論ではなく、現場で専門的な知識と経験を実際に積んできた「人・モノ・金」のプロフェッショナルが、個別に現状をお聞きし、どのように解決していくかの提案や実行支援を行うものです。

「広宣」の内容につきましては、
下記ページをご確認ください。

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企業研修・講演

変化の激しい時代において、企業が持続的に成長するためには、制度や仕組みだけではなく、「人の成長」と「組織のあり方」が重要です。

経営マンダラ企業研修・講演では、世界で最も長く続く組織である仏教教団の二千五百年にわたる歴史と、日本の長寿企業に共通する本質を体系化した「九つの仏教的智慧」をもとに、組織の本質的な課題を解決し、永続する企業づくりを支援します。

単なる知識の習得ではなく、受講者一人ひとりが自ら考え、考動し、現場で実践できる力を育むことを目的とした実践型の企業研修・講演をご提供しています。

このような企業・団体に
おすすめです

  • 【誓願】
    経営理念や企業の目的を組織全体へ浸透させ、社員が同じ方向を向いて行動できる組織をつくりたい
  • 【灯明】
    自社ならではの企業文化を育み、時代や環境の変化にも揺るがない組織を築きたい
  • 【事業】
    既存事業を見直し、新たな価値を創造しながら持続的に成長する企業を目指したい
  • 【広宣】
    自社の理念や価値、商品・サービスの魅力を社内外へ正しく伝え、ブランド力を高めたい
  • 【環境】
    社員が心身ともに力を発揮できる職場環境や、人が育つ環境を整えたい
  • 【善友】
    主体的に行動するリーダーや次世代経営者を育成し、人が育つ組織をつくりたい
  • 【戒律】
    組織運営を支える仕組みやルールを整え、健全で永続する組織を築きたい
  • 【親縁】
    組織の一体感を高め、顧客や取引先、地域社会との信頼関係を深めたい
  • 【富産】
    短期的な利益だけでなく、永続的に価値と利益を生み出す企業経営を実現したい

企業研修・講演実績

金融機関、製造業、建設業、教育機関、
医療・福祉、商工団体など、
幅広い業種・業界において
講演・企業研修を実施しております。

三菱UFJ銀行/(株)ダイキエンジニアリング/(株)孝建/小牧市立桃陵中学校/北海道富良野市立富良野小学校/ハイブリッドマム(株)/日本モーターボート競走会/第140回 全国経営者セミナー/三井住友海上あいおい生命/三菱マーケティング研究会/株式会社NHK文化センター/株式会社クラモチベーション/名古屋商工会議所若鯱会/古河青年会議所/服部公益財団 暮らしの学校/医療ソーシャルワーク学会/小牧市商工会議所/一般社団法人日本コミュニケーションエステティック協会/JAIFAメットライフ会/税理士法人FPC/ENEOSグローブ株式会社/谷口工務店/青年会議所関東地区栃木ブロック協議会/ヤマザキ製パン/一般社団法人茨城県経営者協会/北条仏教会/朝日カルチャーセンター/産地問屋宮ザキ園/ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート/リオン株式会社/福岡県木材青壮年連合会/九州生産性本部

ご依頼について

企業ごとの課題や目的、対象者、開催形式、ご希望などを事前にお伺いします。
講演、半日研修、1日研修、継続研修、管理職研修、経営者研修など、ご要望に応じて対応しております。
組織づくりや人財育成、理念浸透などについてお考えの企業・団体様は、どうぞご相談ください。

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参加者の声

  • 大森 基広さん

    佛心経営マンダラ会員さんにお尋ねします。佛心経営マンダラ会員になってどのような変化や改善がありましたか?もしあれば、是非教えてください。
    体が元気になりました。心が明るくなりました。このところ会員の皆様との交流がとても嬉しいです。合掌

    2026年7月 経営マンダラ実践会より

  • 萩原 晋也さん

    佛心経営マンダラ会員さんにお尋ねします。佛心経営マンダラ会員になってどのような変化や改善がありましたか?もしあれば、是非教えてください。
    自分の軸になっています。徐々にブレなくなっている気はします。 後、他の経営者の方々とどんどん繋がっていっているのは、楽しくも非常に勉強させて頂いております。

    2026年7月 経営マンダラ実践会より

  • 野口 哲平さん

    経営マンダラを実践した結果、何かの変化や改善があれば、是非教えてください。
    従業員、お客さんとの関係性が良くなりました。

    2026年7月 経営マンダラ実践会より

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